旅行記①

正直言って、今日の私は超かわいい。

自分が大好きな格好をして、好きなものを持って出かけるのだから、当たり前である。

 

飛行機に乗った。

揺れながら加速してゆき、やがて地面を離れるその瞬間が、怖くもあり同時に素敵でもあり、好きだなと思った。

飛んでいる間はふわふわしていて、地に足がつかない感じがして、緊張感がある。

気流によって上下左右に揺れると、心臓が浮いた感じがして、面白くて、怖い。

 

海外にも行きたいと思うけれど、これが長く続くのはちょっと大変かもしれないぞ、と思ってしまう。

でもやっぱり世界を見る必要がある気がするので、帰ったらパスポートを取りに行こうかな、と思う次第である。

 

訪れた場所は、建物の密集度が低く、人が少なくて、そして海と山が同時に間近に見えた。空を近くに感じた。

夜が近づいてくるのを感じながら、海沿いを一人で自転車に乗って走ったあの夜を思い出した。あの夜は、静寂と孤独と空腹が全てだった。

 

そのあと、誰もいない道を一人で歩いた。ドキドキだった。

曇り空の中にも、いくつか星が見えた。

 

今日は世界が、キラキラしていた。