金魚すくい

先日会社で夏祭りがあった。

補助が出たので浴衣を購入して、着た。

 

その日は30分早起きして髪を結った。髪飾りなども準備して、頑張った甲斐があり、とてもかわいい感じになった。(正直か)

似合ってる(あるいはきれい?かわいい?)、みたいな言葉をいただいたので、自己と他人の認識が同一であることを感じた。

もしかしたらニュアンスは違うのかもしれないけれど、なんとなく嬉しくなった。

 

そんなわけでなんやかんやと夏祭りを手伝ったので、お礼の品をいただいた。

金魚すくいという可愛いらしくかつ残酷な和菓子だった。

 

金魚すくいは、小学生の時に近所のお祭りに行ってやったことがある。

2匹の金魚が水の入った小さなビニール袋に入れられて、私の狭い家に持ち帰えられた。

 

自宅で小さな容器に入れ、眺め、かわいいなぁと思った。

母に「空気を送らないと死んじゃうから、ポンプ(風船を膨らますための小さなやつ)でときどき水をぶくぶくさせるといいよ」と言われ、渡された。

 

ぶくぶく。

手動である。

しばらくやっていた。

 

夜、2時間起きに目覚ましをかけて、ぶくぶくさせた。

否、深夜2時くらいのぶくぶくのあとは起きられなかった。

 

翌朝見てみると、金魚は2匹とも死んでいた。

 

たしか、泣いたと思う。

母は「お祭りの金魚は弱ってるから、仕方がないんだよ」と言って慰めた。

仕方ないって何だよ、

何で弱らせるわけ?!

と憤っていた気がする。

 

以来、金魚すくいはしていない。

 

後から知ったことだが、お祭りの金魚も、水などを適切な環境にしてやれば、ちゃんと長生きするらしい。

 

 

いただいた、金魚すくいという名の和菓子はおいしかった。

と、書きたかったのだが、残念ながらおいしくなかった。

このことは夏祭りの振り返りとして書いておかねばなるまい。

 

誰か氏から拝借したビールとか、あとポテトと唐揚げ、ラムネ辺りがおいしかった。

まぁそんなわけだから、夏祭りをやった甲斐はあったように思う。